
バトルシーンに工夫があって、とても楽しめます。
手段が電撃や超能力なので、楽をしようと思えば人物固定でバリバリとエフェクトだけ出してればそれっぽくは見えます。
が、動かすカットは思い切り動かし、それ以外は静寂や駆け引き会話で静止させる、というメリハリの効いた演出。
良い感じです。
そして悪役を背負って立ったAパート終わりになってやっと初めて、子供の声と共に「木山せんせい」というサブタイトルを出すこのタイミング。
ゾクッと来ました。
ああいかん、ここから泣かせが来るぞ、と思い切り冷静になろうとしたのですが、ダメでしたね。
うまいですよ、本当に構成が。
続くBパート。
温厚そうな老人が高いビルから子供達を「見下ろす」演出。
この時点で、気持ちの悪い違和感が沸き上がります。
回想明け直前の、血に濡れたカチューシャの画も凄い。
外傷は無いと思いますし、枕の近くに血があった所を見ると、恐らく鼻血でしょう。
この「内側からの出血」という演出が、この実験の過酷さ、俗悪さをより際立たせ、「木山せんせい」の絶望感、そして今回の行動への強い説得力になります。
誰もいない実験室で血にまみれたカチューシャを呆然と眺める木山。
苦しんでいる子供達を画面に出して、木山に「やめろ」とか叫ばせる「動の演出」なんかより、この「静の演出」の方が視聴者の心に強くのし掛かって来るものです。
今回のバトルにおいて、美琴は木山から情報を聞き出さなければならず、木山にしても本気で美琴を殺そうとしていたかは疑問の残るところです。
なだけに、若干バトルの痛快さは抑え気味。
次回は、容赦する必要の無い「化け物」が相手。
今回はドラマを魅せてくれましたが、次回は痛快バトルとなるでしょう。
いよいよ前半のクライマックス。
期待です。
posted by えみりおん at 14:32|
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